中古の輸入車を購入するメリット・デメリットについて詳しく解説!
見た目も存在感がある輸入車。日本車とはまた異なる特別感が得られるのも魅力です。一方で、「輸入車が気になるけれど維持費が大変そう」など、デメリットが心配な方もいるかもしれません。そこで、こちらの記事では、中古の輸入車を購入する際の、メリット・デメリットを紹介します。
輸入車を購入するメリット・デメリット
輸入車には、日本車にはないメリットが多くあります。もちろん、デメリットも存在するので、総合的に判断して、購入を決断する必要があるようです。
■輸入車のメリット
・デザイン
輸入車といえば、なんといってもその「デザイン」です。大型で存在感のある車や、高級感あふれる車など、メーカーによってもそれぞれ特徴があります。個性的な車に乗りたいと思っている方にとっても、とても魅力的に感じるでしょう。
・スペックや装備
外国は、日本よりも悪路が多い場所や、法定速度が速い地域が多く存在します。そのため、走行時のパワーや、走りの安定性は優れているといえます。また、輸入車は、修理しながら長く乗ることを前提としているので、型落ちがしにくい点もメリットとして挙げられるようです。
■輸入車のデメリット
・日本車よりも維持費が高い
「輸入車は維持費が高い」というイメージは、多くの方が持っているのではないでしょうか。実際には、「輸入車だから高い」のではなく、税金や車検の費用が、サイズ・重さなどで決まるからです。重さがある輸入車は、どうしても維持費が高くなってしまいます。また、燃費の面でも、日本車に比べると、輸入車は燃費が悪い点は否めません。
・修理費が高い
車が故障した場合、輸入車は部品を海外から輸入する必要があります。そのための輸送費なども考えると、修理代も高額になるケースが多いでしょう。
中古の輸入車を購入するメリット・デメリット
最近では、中古車市場でも輸入車が多く流通しています。新車では予算が足りないけれど、中古車だったら手が届くと、中古の輸入車を検討している方も少なくないでしょう。続いては、中古の輸入車を購入するメリット・デメリットについて説明します。
■中古の輸入車を購入するメリット
中古輸入車の最大のメリットは、「輸入車を安く購入できる」という点といってもよいでしょう。先ほどの章でもお伝えしたように、洗練されたデザインとパワフルさは、とても魅力的です。値段が高いので購入を諦めている方も、中古車であれば安く購入できます。
■中古の輸入車を購入するデメリット
中古の輸入車のデメリットは、故障が多い点とされています。その理由としては、日本の気候が原因ともいわれていますが、日本車に比べると、故障が多いと感じる方も多いようです。
また、先ほど、輸入車のデメリットでもお伝えしたように、修理費も高い場合が考えられるので、急に車が故障してしまった場合、痛い出費になることがあるでしょう。
中古の輸入車を選ぶ際に意識するべきポイント
これまでは、中古の輸入車のメリット・デメリットなどについて紹介しました。最後に、中古の輸入車を選ぶ際に意識するべきポイントについて説明します。
■故障しやすいことを頭に入れておく
輸入車は、日本車に比べると故障が多い点がデメリットとお伝えしましたが、5年以上経った車は、特に故障が多くなるという点を考慮しておく必要があります。中古で輸入車を購入する際には、年式や走行距離をチェックしておきましょう。
■正規ディーラーのサポートが受けやすいか
修理やメンテナンスの際には、正規ディーラーのサポートの方が安心です。購入の際には、自宅の近くに正規ディーラーがあるのかも確認しておくとよいでしょう。もしも、正規ディーラーが遠方にしかない場合は、修理の際に面倒かもしれません。
■維持費を計算しておく
中古車で安く購入できても、輸入車は税金などが日本車より高くなる傾向があります。また、日本車よりも燃費も悪く、レギュラーガソリンではなく、ハイオクガソリンを使用しなければならない車も多くあります。
ハイオクは、レギュラーよりも高いので、必然的にガソリン代も高くなってしまうようです。また、輸入車は修理費用も高くなることが想定されるので、余裕を持って資金を準備しておく必要があるでしょう。
中古の輸入車は、日本車にはない重厚感や高級感が魅力です。周りの人が持っている車と、少し違う車が欲しいと思っている方にも、おすすめです。輸入車は、パワフルさや安定感などのメリットがありますが、「維持費が高い」「修理費が高い」などのデメリットもあります。購入する際には、デメリットも頭に入れておきましょう。
さらに、正規ディーラーは家からどのくらいの位置にあるか、維持費がどのくらいかかるのかも、把握してから購入を決定することをおすすめします。輸入車のメリット・デメリットを理解して、輸入中古車の購入を検討しましょう。